移民排斥が進む今、社会の新しいビジョンを考える
~『国境廃絶論 入管化する社会と希望の方法』から学ぶ~
2025年9月24日(水) 18時00分~19時50分
一橋大学・千代田キャンパス学術総合センター 4F・第7講義室
講師 柏崎正憲(一橋大学専任講師、SYI収容者友人有志一同メンバー)
参加無料(ZOOMあり)
この数年、日本ではますます移民排斥の動きが強まっています。今年7月の参議院選挙では、移民排斥を掲げる政党が多くの支持を集めました。また、入管庁は、「不法滞在ゼロプラン」を打ち出し、強制送還の数を大幅に増やすと宣言しました。
こうした流れの中で、移民の自由・生存・尊厳をどう守るか、新たに考えていく必要があります。しかし、「どう考えればよいのか、どう行動すればよいのか分からない」と感じている人も多いのではないでしょうか。
他方で、欧米に目を向けてみると、日本に先行して移民排斥の潮流が高まっていますが、これに対抗して、「ボーダーアボリショニズム」(国境廃絶主義)という新しい社会運動のビジョンが打ち出されています。
今回の研究会では、イギリスでのボーダーアボリショニズムを打ち出した著作『国境廃絶論──入管化する社会と希望の方法』(岩波書店、2025年)の訳者のお一人である柏崎正憲さんをお招きし、日本の状況や、現状の日本でアボリショニズムを論じる意義等も踏まえ、同著作について解説していただききます。
イギリスで実際に入管問題に取り組んできた社会運動家が打ち出すビジョンは、多くの示唆を与えてくれるはずです。新しい視点に出会い、新しい行動のきっかけを見つけていただける場になればと思っています。
学部生や大学院生の方も大歓迎です。基礎的な事項も話していただきますので、専門的な知識がなくても大丈夫です。多くの方のご参加をお待ちしております。
◎題材書籍
『国境廃絶論――入管化する社会と希望の方法』岩波書店、2025年。
著者:グレイシー・メイ・ブラッドリー(作家、政策専門家、社会運動家。NGO"Liberty"(https://x.gd/phrFC)元ディレクター)、ルーク・デ・ノローニャ(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン准教授)
訳者:梁英聖(東京外国語大学講師)、柏崎正憲(上記)
◎主催者
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