[12/7] 映画『ガザ=ストロフ −パレスチナの吟(うた)−』上映会 + パレスチナ/イスラエル問題講演会

 

映画『ガザ=ストロフ −パレスチナの吟(うた)−』上映会

パレスチナ/イスラエル問題講演会

@一橋大学

 


[12/11 報告] 本事業は約150名の参加者を得て、たいへん盛況となりました。

 登壇者の二口さんから、ガザの子供たちのための教育・心理ケアプロジェクト Education 4 Gaza への寄附の呼びかけがあり、参加者の皆さまから多くの寄附金を会場で頂きました。

 お預かりした額は 86,633 円にのぼり、543 ユーロを "Participants à la projection de GAZASTROPHE à Université Hitotsubashi" (一橋大学ガザ=ストロフ上映会参加者一同) からの寄附として Education 4 Gaza に送ることができたと、二口さんより報告をいただきました。皆さまに厚く御礼を申し上げます。


Education 4 Gaza (ウェブサイトはフランス語)

https://www.helloasso.com/associations/les-quartiers-s-en-melent/collectes/education4gaza

https://vimeo.com/1030736374 

実施団体: ワタン青年センター(Le Centre de Jeunesse Watan)、人間開発協会(H.D.A: L' Association de Développement Humain)

[報告ここまで]


2024年 12月7日 (土) 14:00~18:00 (開場 13:30)

一橋大学 西キャンパス(東京都国立市中2-1) 

本館31教室マップ9番

入場無料・予約不要


第1部 映画上映 2:00 pm

 

『ガザ=ストロフ −パレスチナの吟(うた)−』 

監督・撮影 サミール・アブダラ、ケリディン・マブルーク
2011年 / 92分 / フランス・パレスチナ合作
配給 Shkran

 

 映画公式ウェブサイト

『ガザ=ストロフ』Xアカウント 

レビュー(NOBODY)

 

第2部 講演・トーク 4:00 pm


講師 早尾貴紀(東京経済大学教授)

 「破壊実験としてのガザ、文化的抵抗としての詩」 

 — 『ガザストロフ』のシーンのキャプチャ画像を用いながら、10.7以後の現状を2008-9年のガザ侵攻とつなげ、さらにはパレスチナ占領とその抵抗の歴史的文脈に位置づける講演。

[Profile] パレスチナ/イスラエル研究。第二次インティファーダの最中の2002-04年にヘブライ大学研究員としてエルサレムに在住、その間にガザ地区とヨルダン川西岸地区をフィールドワーク。著書に『パレスチナ/イスラエル論』(有志舎)、『ユダヤとイスラエルのあいだ』(青土社)など、翻訳にジョー・サッコ『ガザ 欄外の声を求めて』(Type Slowly)、サラ・ロイ『なぜガザなのか』(青土社)、イラン・パペ『パレスチナの民族浄化』(法政大学出版局)などがある。

 

コメンテーター 二口愛莉(映画『ガザ=ストロフ 』字幕翻訳者、配給Shkran代表)

 「“知ることの力”を信じる」 

[Profile] 東京を拠点にairi.名義での写真作家活動と日仏通訳翻訳を行う。東京外国語大学フランス語専攻卒業後、2005年から2013年までパリに居住。マグレブ諸国などへの旅を重ね、アラブ・イスラム文化に親しむ機会に恵まれる。共同監督の一人ケリディン・マブルークとは20年来の友人。『ガザ=ストロフ』の日本公開を目指し日本語字幕を手がけ、友人らと配給団体Shkranを立ち上げた。

 

司会 柏崎正憲(一橋大学講師)

 

“2008-9 / 2023-4” 

「世界でもっとも記録されている市民虐殺」とも指摘される現在進行中のガザ侵攻。

世界はこの戦争を一年以上も止められていません。

でも、本当に一年前からでしょうか? 

この映画が克明に伝えるように、ガザの軍事的包囲は約20年前から続いているのです。

 

“占領 / 反開発”

本当に向き合わねばならないのは、イスラエルによるパレスチナの「占領」という歴史的事実。

それを国際社会が曖昧にしつづけてきた先に、現在のパレスチナの市民虐殺と国際人権規範の惨めな形骸化があるといえます。

今こそ歴史を学びなおすため、本企画は開かれます。


主催 柏崎正憲研究室

m.kashiwazaki [at] r.hit-u.ac.jp

 



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映画『ガザ=ストロフ −パレスチナの吟(うた)−』について

 

【イントロダクション】 

2023年10月中旬、イスラエルによるガザ地区への軍事攻撃開始から10日後、監督のケリディン・マブルークからショートメッセージが届いた。「撮影から10年以上経ってもこの映画が今日的意義を持つとは思わなかった」と。

パレスチナの人々は常に西洋の視点から描かれ死亡者数という数に還元されてきたが、一人一人の顔を描き世界に伝えることがこの作品の第一の目的だったと振り返り、「パレスチナには世界の問題が凝縮されている」と強調する。

本作はガザの地で生きる人々の姿を丁寧に描きながら、同時にパレスチナ問題の背景にある西洋諸国による二重基準、構造的暴力について浮かび上がらせる。

多くの人々が、これは明らかにジェノサイドだ、と声を上げる悲惨な状況が続く中(2024年8月現在)、人々の姿と歴史を知ることから変わる可能性を問いかける。

 

【あらすじ】 

2008年12月末から2009年1月にかけてイスラエルによるガザの大規模侵攻が勃発。監督のサミール・アブダラとケリディン・マブルークは、停戦の翌日にパレスチナ人権センターの調査員と共にガザに入る。

爆撃で両親兄弟を失った子ども、目の前で家族を銃撃された男性、土地を奪われ逃げてきた人々…「顔を持つ」一人一人の証言が記録されるとともに、パレスチナを代表する詩人、マフムード・ダルウィーシュの詩が引用され、ガザの人々が生きてきた歴史と記憶が呼び起こされる。 

 

詳細な映画情報は 映画公式ウェブサイト に。


« GAZA FACES » https://gazadesvisages.com


『ガザ=ストロフ』監督のサミール・アブダラとケリディン・マブルークが現在取り組んでいる、2023年10月以降のガザ攻撃で犠牲になった人々の「顔」をリアルタイムで世界に発信するプロジェクト